和歌山バガボンド  ~読書と木工、ときどき空想~

黒髪ボブの三十路ピーターパンがWakayamaライフを着流しでスケッチ

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テレビ台04/ぬめと横桟の切り出し、ほぞ穴掘り&ほぞのスミ入れ (11/4)

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P5083875.jpg


ぬめのほぞ穴(14mm×20mm×6.5mm)
------------------------------------
・電源ボックス(右)の「旧角のみ」と「コンプレッサ」ON

)旧角のみマシン
・カートリッジをとめてる歯車にかませ(チャック/3箇所)をハめ、それぞれをゆるめる
・盤上に当て材を置く
・機械下、右の 1.歯型ダイヤル & 2.レバーをゆるめる
・カートリッジと中の刃をセット
 →1と2、止める
  →カートリッジの底辺から刃を1mm下げる
・かませをしめる
・2をゆるめ、カートリッジの方向を調整
・刃の方向をチェック
 →不要材を盤上にセットする
  →2つの穴を並行に掘る
   →上辺・下辺が面一になれば並行が取れてる。OK→不要材はずす
・部品を盤上に置き、小口で刃の深さを調整する
・部品をセットする
 →横の長さが足らなければ高さの揃ってる二つの部品を並べ、当て材を載せ、その上から万力を締める
  →木槌で部品をタタキ、定規に密着させる

<注意事項>
※合板を両側に張ってる部品は、片側合板の部品と高さが違う
  →刃の深さを変えないと穴が深くなる

※部品を入れ替えた(当て木・万力の再セット)あとは、盤の高さや奥行きのずれがないかどうかチェック→スイッチOFFの状態でレバーを降ろし、あたりどころが前と同じかを見る


ぬめ、下桟の切り出し
------------------------------------
・ぬめ×2本
見付け=20mm
見込み=29.5mm
幅 ほぞ6mm+220mm(間口)+ほぞ6mm=232mm

・下桟A×2本
見付け=19mm
見込み=12mm
幅 222+8=230mm

・下桟B×2本
見付け=19mm
見込み=21mm
幅 222+8=230mm



P5083879.jpg



<大失敗 その一>
『ほぞ穴を掘ってることを忘れていた』

使ってる芯材の見付けが23mmだと思い込んでいて、これを20mmに自動鉋をかけ、ぬめに使うつもりでほぞ穴を掘っていた。
(14mm×20mm×6.5mm)
ところが芯材の見付けは「20mm」だった……自動をかけるまえにそう気づき(……うへ20mmだったのか……それじゃ0.5づつ両面削って19mmでやろう。1mmぐらい短くなっても支障ないだろ)と気を取り直し、設計図をあたって1mm減らしたときのリサイズを記し、決行した。

この時点で
見付け19mmの材料が2本
A/500mm
B/230mm
できてた。
さっき書いたように見付けは45mm。

Aをリッパーで「ぬめ27mm」「下桟に15mm」に割った。(あさりが3mm)
Bは21mmづつで二つ割りできた。Bはこのまま下桟になる。
棚の形状、左前板は左に、右前板は右に、それぞれ10mm以上長くなり加重がかかるので、このBの下桟は側板の方に取り付けたらちょうどいいと閃いた。

さて、Aだ。こいつは横切り&昇降盤にかけ、ぬめの部材として242×2、細いほうが230×2→これでぬめと下桟の部材、切り出しが終わった ―― と思ってた。

しかし、20mmの見込みを19mmにしてやり直す案には欠陥があった。

ぬめのほぞ穴→20mmで掘っていた。
19mmのほぞを差すと不恰好な隙間が隠せない。これは情けない。致命傷。たった1mm……とはもういえない。その隙間がどれだけ不細工かは前回の製作で痛感してて、ごまかしたくない。
一本の芯材を使ってぬめを切り出すのが無理だとわかった。
加工前の担任との会話がオーバーラップする ――

「おまえ、その芯材でぬめ切り出せるのか?」
「計算しました。大丈夫です」
「……ふぅぅん」

おれは断言した。そう、ついさっき。つまりクソかっこ悪い。計算したってなんだ? 計算間違い、見えっぱり、面目もクソもない……

黙ってうつむいてても(部品に空いたほぞ穴と設計図を睨んでた。どんだけ睨んでも数値は変わらない、深さも変わらない、1mmの隙も変わらない……)しょうがない。
「先生」と呼びかけた。
「すみません、ぼくの目算が間違ってました。芯材ではぬめが切り出せないので無垢木を買わせてください」
「はぁ? せやから言ったやろ……なさけな」
ぬめは無垢木から切り出すことにした。




P5083871.jpg



無垢木の整面
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1.手押し鉋盤で見込みと見付けを削り、矩を入れる
2.自動かんなで20mmに削る


ぬめの面材張り
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ぬめの見附、前面を仕上げ
面材を超仕上げ
速乾ボンドをぬめと面材に→張り合わせ
面材の出っ張りをのこ・かんなで落とし、面一に


ぬめに切り出すほぞのスミ入れ
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見込み
 →A ぬめの前方から奥に向けて垂直に18mm
  →B この線に向け、小口から6mmで交差
   →AとBをそれぞれ3面に回す
    →逆側も

※切削時、スミの外側にノコの刃が行くように。
※スミから離れたところにノコを刃を入れ、徐々にスミまで行くように→右を削り左を削るので、定規から部品を離す按配は、いつもの1/2づつ行う。


背板用の溝にスミ入れ
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天・地・側・方立の奥側の長辺→ C.「11mm」内側にけ引き

※切削時、スミの内側にノコの刃が行くように。そうすれば、背板をハメたとき、板の前が<C.「11mm」>のスミから3mm内、14mmの位置に行くはず。



<大失敗 その二>
『九月のおれに任せず、いまの自分の頭で考えるべきだった』

ようやくぬめと下桟の部品を切り出したあと、前回の製作メモを見返し、(ぬめほぞのスミいれだな)と思った。ページをめくったところに順序がそうあったから。
ぬめにほぞのスミを入れ、背板用のスミを入れ、さて面材をぬめに貼り付けようと準備して接着した。
乾燥を待ち、貼り付けた面材にもスミを回し……ん? こんな流れだったっけ? ぬめの見附が20mmで、面材は23mmぐらいあるので、ぬめから面材が飛び出てるし、面材の見附が3mm、ここにはスミが回ってないし……まぁ、おれがボケてたのかも、メモ取ったとき「あとでスミをまわすこと」って書き忘れたんだろうなと見当をつけ、さて、横引きでほぞの切り出しをはじめようかとセットしてたら先生が来た……近づいてくる。おれの隣に立った。この距離感は注意を受けるときのそれだ。

「なんや……これ、このまま切るんか? それで逆側に水平が出るか?」
指差されたのは面材 ―― ぬめに貼り付け、いまは盤に当たってる底辺の面材だ。
先生に相対され、さらに飛んでくる直視《ガン》に真白になりそうな頭脳に魄を注入し、どうにか冷静に冷静に冷静に……考える。
「………………」
面材の淵には矩を入れてない。矩を入れてない一辺を定規に当て、横引きにかけたら、切り口に矩が入らず、とうぜん斜めになる。つまり、この状態じゃ逆に回せないし、やってしまえばガタガタになる。
「……無理です」
「はァ? やれヨ、ヤれよ。ええンやろ? おまえがそれデいいなら、ええデ、やりゃえェんや」

実寸あわせ用に組み立てた枠も、二本のぬめも作業台に持ち帰り、再検討する。前回のメモも同時に読み返す ―― 書き殴ったような箇所 ―― 「面材はる」……はる、っていうのは、おれ、九月のおれ……貼ってどうするんだよ、そこまで書いてくれ。はる、ってあるから、貼るだけで終わらせて、ほぞを切り出してから鉋で左右前後を面一にするのかと思っただろうが……

過ちに気づき、飛び出てる箇所を削り、凹凸のない一本の部品になったぬめを持って先生のところへ行った。
「間違ってました。削ってからスミ入れ、横切りと昇降盤でほぞの切り出しでした」
先生は体も顔も動かさず、目の玉だけを左 ―― おれの目に下ろし、口を開いた。
「根本的なことがわかってないって、おまえナ、わかるか? それ(面材を切り落とさずにほぞをつけようとした動作)が証や」





めめ

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