和歌山バガボンド  ~読書と木工、ときどき空想~

黒髪ボブの三十路ピーターパンがWakayamaライフを着流しでスケッチ

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スライド丁番の実習01

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スライド丁番の実習
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講義がびっちり3時間30分あり、いや、生徒の自己紹介で20~30分だ、入学式にもそのあとにもクラスメートの自己紹介すらなく、二年生にいたっては素性があきらかな人が皆無というなか、講師の社長さんにとってばかりかおれにとって有益な機会だった。出身と木工を志した流れだけを聞かせてもらっただけで、人柄やイメージに深みが出て話しやすくもなる。親しみが湧くんだな。もっとはやくこういう機会があったらよかったのに(いま恵まれたことに感謝しつつ)。

今日の作業がはやく終わり、メンバーの仕上がりを待っていたら、近くにいた社長さんが声をかけてくれた。
「今日はどうでしたか?」
「はい、目から鱗でした。先日、スライド丁番について少し調べたのですが、まったく次元の違う講義が聴けて、実践に使いたいです」
「そういってもらえると嬉しいね。東京から来てるって?」
「はい」
「すごいねー。期待したいね」
(伊東Sが野澤を怒鳴る。横切りの使い方が危ういっぽい)
「先生は厳しく指導されてるようで」と社長が言った。
「厳しいです。毎日怒られてます」
「厳しい木工所もあるし、職人さんのなかにも色んな人がいるからね。その意味でも勉強だと思ってやるといいね」
「そうですね。前向きに取り組みたいです。ただ、厳しく言われた瞬間に萎縮してしまうんです」
「そこで、ちいさくなるのはよくないんだよ。ためを思ってアドバイスしてくれてると思ってさ」
「そうですよね。ただ、なかなか難しいです。心の問題ですし、どうやってバランスをとったらいいのかと。つよく言われると気にしすぎて、加工がうまくいかなかったり……」
「聞きすぎて、気にしすぎてもよくないね」
「どうしたらいいんでしょうか」
「自分にはなんでも出来ると思えるようになることだね」
「なんでも出来る……」
「そう。作業場に入る前にも確認する。“自信がある。自分にはできる。なんでもできる。出来ないことはこれから必ず出来るようになる”と思えるようなれば、人からの影響を受けすぎないで仕事ができるようになっていくよ」
「言い聞かせるんでしょうか?」
「それだと意識してる状態だからね。自然体で」
「意識して凝り固まるのは違うんですね(おれは出来る、出来ないことはこれから出来るようになるって感情や感覚で、心があたたまる、満ち足りてるってことかな……)」
「すぐに出来るかっていったら難しいけれど、徐々に出来るようになるよ。厳しく言われたら、自分にとってありがたいアドバイスを受けていると思うことだね。相手の調子を真に受けて、対立したりぶつかるんじゃなくて、立ち位置や角度を変えてね、ありがたく受け取ろう」

話しの終わりに「東京から来て頑張ってるなんて、見込みがあるし、卒業したらいつでも話を聞くから」と声をかけてもらえた。東京出身がポジティブに響いたらしい。たまたま傍に立ってただけで、この幸運があった。忘れたり流したりするんじゃなくて書きとめたくなったのは、きっとこの出来事が幸運で、いま恵んでもらえるラッキーだと思ったからだ。身の回りの出来事が自分にどんなメッセージになるか、前向きなものをキャッチできるかのセンスは稼動させておきたい。





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