バガボンド和歌山

ARTICLE PAGE

再生前夜 ~ハネケ、JLG、アルモドバル ―― 見る前の映画ストック~


fanny.jpg


ジャン・リュック・ゴダール

小さな兵隊 デジタル・リマスター版 [DVD]
DVDのジャケットはオシャレな仕立てになってるけれど、アルジェリア問題を扱うシリアスな内容。
アンナ・カリーナのデビュー作。

パッション [DVD]
映画内映画が舞台の作品として、フェリーニ『8と1/2』 [Blu-ray]
カサヴェテス『オープニング・ナイト』2014年HDリマスター版[DVD](後者は映画内演劇が舞台の作品ですが)と見比べるのも面白いかも。

彼女について私が知っている二、三の事柄 HDニューマスター版 [DVD]
ゴダールのドキュメンタリー風映画。
パリ郊外で売春をする生きる主婦の生き様が描かれる。

メイド・イン・USA [DVD]
ゴダールならではのサスペンスコメディ映画。
公私にわたってパートナーだったアンナ・カリーナと別れる直前の1本。


ペドロ・アルモドバル
バッド・エデュケーション [DVD]
アルモドバル監督の自伝的映画。
彼の映画の主色「赤」はゴダールへのオマージュでもある?

グロリアの憂鬱 [DVD]
家族のなかで「母」として生きるグロリアという女性が、婚外セックスや中毒化するドラッグなど、平穏な日々から転げ落ちる映画。

バチ当たり修道院の最期 [DVD]
キリスト教を揶揄するブラックコメディ。


ミヒャエル・ハネケ
ピアニスト [DVD]
映画を見終わったあと、心臓が止まった ―― ように戦慄したのは、ハネケのこの『ピアニスト』だけ。
翻訳家の木村榮一先生に倣って「即死の白い煙が立ち上った」と言いたい。

ファニーゲーム [DVD]
あの『ピアニスト』のハネケだと覚悟してから再生したほうが身のため?
1997年カンヌ出品時、ショッキングなシーンの連続に途中で席を立つ観客がたくさんいた、といういわくつきの作品

隠された記憶 [DVD]
ミヒャエル・ハネケ監督のサスペンスは「差出人不明のビデオテープと薄気味悪い絵画が送りつけられる」ところから物語が動きはじめるという、これぞフロイト的モチーフの1本。

タイム・オブ・ザ・ウルフ [DVD]
「甚大な災害によって食糧難に陥ったヨーロッパ」という設定の映画。
かつてない危機に際し、ある夫婦が子供たちを守ろうとする。

カフカの「城」 [DVD]
「いつまで経っても中に入れない」という永久回廊のモチーフとして知られる小説『城(フランツ・カフカ)』の映画化。

コード・アンノウン [DVD]
物乞い、黒人教師、カメラマンの恋人など5つのエピソードは一つの物語に折り合わない。
ハネケ流の群像劇。

セブンス・コンチネント [DVD]
一家心中の悲劇に向かいつつある家族、その三年間を映すフィクション。

白いリボン [DVD]
第62回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品。
第一次大戦直前、ドイツ北部の村に生じる不気味な事件と人間の本性を描くミステリーはアゴタ・クリストフ『悪童日記 [DVD]』のリアリティに通じるか。


ハネケとゴダールとアルモドバルをまとめて見ようと思ってDVDを借りたけれど、見終わったとき偏屈で陰鬱で少女趣味なゲイになっている不安……は、明晰で複雑で耽美への気球《バルーン》のヴィジョンで拭おうかな。
見ながらプロットとあらすじの書き出し、主要キャラの関係図とバイオグラフィの抽出はしたい。
(2013.01.07)





ミヒャエル・ハネケ DVD-BOX2
ハネケのBOXセットなんて出てるんですかー!
欲しいね……







(2013_01507 709)

関連記事
スポンサーサイト
ハネケゴダールアルモドバルオートゥイユビノシュカリーナパルムドール

Comments 0

Leave a reply