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近藤ようこ『説経小栗判官』×『花散る里』

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『説経小栗判官』

古典『小栗判官』を下敷きにした近藤ようこの漫画作品。
内容も結末も、キャラクターへの感情移入度も、読むたびに変化する。


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『花散る里』

(あとがきより抜粋)
男が運命として兵士を選ぶとき、女はどうするだろう。私の時代物は、こういう思考回路の中でできあがる。
時には言挙げし、あがき苦しむが、結局は運命の輪から出ることができない人間の物語である。
時代物でわざわざ近代的な人間像を描く必要はない。
神や仏に翻弄され、運命を諦めるという、人間が何百年もやってきたことを私は描きたいだけなのだ。


近藤ようこは簡単には、イイとかワルイとかを登場人物にも語らせない。
いやもしかして永遠に言わせないかも、と思わせてくれる作家がどれだけいるだろう。

ふと、宇野千代さんの言葉を思い出す。
「私は陰惨な思考は嫌ひである。しかし、神さまの残酷さを見るのは好きである」






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